美容化粧企業ニュース2024最新情報まとめ
美容化粧企業の2024年最新ニュースをまとめました。新製品や技術革新、サステナビリティへの取り組みなど、業界の動向をチェック。


1. 資生堂、サステナブルな新ブランド「SHISEIDO ULTIMUNE」を発表
2024年、資生堂は主力の美容液「アルティミューン」をリニューアルし、サステナブルなパッケージと高機能処方を備えた新ブランドとして再始動しました。この新製品は、肌の免疫力に着目し、環境負荷を低減したリフィル容器を採用しています。
資生堂は、この発売に合わせて、使用済み容器の回収プログラムを全国の百貨店で開始。また、製品開発過程で生まれる廃棄物を削減するため、製造工程の見直しも行いました。同社のサステナビリティ戦略の一環として、2025年までに全製品の容器を環境配慮型に切り替える目標を掲げています。

2. 花王、AIを活用したパーソナルスキンケアサービス「My SKIN」を開始
花王は2024年4月、AIが肌状態を分析し、最適なスキンケア方法を提案する新サービス「My SKIN」を開始しました。ユーザーがスマートフォンで肌を撮影するだけで、AIが毛穴やシワ、血色などを解析し、個別のアドバイスを提供します。
このサービスは、花王の長年の研究データに基づいて開発され、自社製品の販売促進だけでなく、他社製品を含む総合的なスキンケア情報を提供する点が特徴です。花王は、このサービスを通じて、消費者とのエンゲージメントを高め、データ駆動型のマーケティングを強化する狙いがあります。

3. コーセー、化粧品業界初の「水素美容」を導入した新シリーズを発売
コーセーは、水素の抗酸化作用に着目した新スキンケアシリーズ「HYDROGEN」を2024年秋に発売しました。このシリーズは、水素を安定して配合する技術を業界で初めて確立し、肌の酸化ストレスを軽減することでエイジングケアを実現します。
同社は、この技術を開発するために、大学との共同研究を3年間実施。水素の美容効果を科学的に実証し、特許も取得しています。発売後は、デパートコスメを中心に好調な売上を記録し、2025年には海外展開も予定しています。
4. ポーラ、男性向け美容ブランド「MEN'S POLA」を全面刷新
ポーラは、男性向けスキンケアブランド「MEN'S POLA」を2024年に全面刷新し、新たなターゲットを30代から40代のビジネスパーソンに設定しました。新製品は、時短ケアを重視し、オールインワンジェルや洗顔料を中心にラインナップを拡充しています。
また、ポーラは、男性の美容意識の高まりを受けて、オンラインカウンセリングや男性専用の美容サロンも開設。ビジネスシーンでの身だしなみに特化したアドバイスを提供し、男性美容市場の開拓を加速させています。
5. ファンケル、無添加化粧品の新ブランド「FANCL PLUS」を立ち上げ
ファンケルは、敏感肌向けの無添加化粧品ブランド「FANCL PLUS」を2024年に立ち上げました。このブランドは、防腐剤や合成着色料を一切使用せず、肌への優しさを追求した製品群で構成されています。
特に注目されているのは、新しい乳化技術により、保湿力と使用感を両立させたクリームです。ファンケルは、このブランドを通じて、敏感肌に悩む消費者のニーズに応えるとともに、無添加化粧品の市場をさらに拡大することを目指しています。
6. DHC、オンライン限定で「DHC プロフェッショナル」シリーズを販売開始
DHCは、プロフェッショナル向けの高濃度美容液シリーズ「DHC プロフェッショナル」を、2024年よりオンライン限定で販売開始しました。このシリーズは、美容皮膚科医の監修のもと、肌のターンオーバーを促進する成分を高濃度に配合しています。
DHCは、このシリーズをECサイトで直接販売することで、中間コストを削減し、高品質な製品を手頃な価格で提供しています。また、購入者にはオンラインでの肌診断や専門家による相談サービスも付帯し、リピート率の向上を図っています。
7. アテニア、環境配慮型パッケージを全製品に拡大
アテニアは、2024年までに全製品のパッケージを環境配慮型に切り替えると発表しました。具体的には、プラスチックをバイオマス素材や再生プラスチックに置き換え、紙製の外箱もFSC認証紙を使用しています。
同社は、この取り組みにより、年間約200トンのCO2排出削減を見込んでいます。また、製品の詰め替え用パウチを拡充し、容器の廃棄量を減らすことで、消費者の環境意識にも応えています。アテニアは、このようなサステナビリティ活動を通じて、ブランド価値の向上を図っています。
8. オルビス、発酵美容をテーマにした新シリーズ「ORBIS FERMENT」を発表
オルビスは、発酵技術を活用したスキンケアシリーズ「ORBIS FERMENT」を2024年に発売しました。このシリーズは、日本古来の発酵食品から着想を得て、肌の常在菌を整えることで健康な肌へ導くというコンセプトです。
オルビスは、独自の発酵成分「オルビス発酵エキス」を開発し、その効果を臨床試験で実証。このエキスは、肌のバリア機能を高め、乾燥や肌荒れを防ぐとされています。発売後は、特に30代から40代の女性に人気を集め、初月で目標の3倍の売上を達成しました。
9. ロート製薬、美容ドリンク市場に参入「ロート ビューティードリンク」
ロート製薬は、2024年より美容ドリンク市場に参入し、「ロート ビューティードリンク」を発売しました。この商品は、ヒアルロン酸やコラーゲン、ビタミンCなどを配合し、肌の保湿とハリをサポートします。
ロート製薬は、自社の医薬品研究で培った成分配合技術を活かし、効果と安全性を重視した製品を開発。また、飲みやすさにもこだわり、フルーティーな味わいに仕上げています。発売後は、SNSを中心に話題となり、品薄状態が続くほどの人気となっています。
10. ナリス化粧品、シニア向け美容ブランド「NARIS AGELESS」を拡充
ナリス化粧品は、シニア層をターゲットにしたブランド「NARIS AGELESS」を2024年に大幅に拡充しました。新たに、たるみやシワに特化した美容液やクリームを追加し、エイジングケアのラインアップを強化しています。
同社は、シニア世代の肌の特性を研究し、保湿力と浸透力を高めた製品を開発。また、シニア向けの美容セミナーやオンライン相談も開催し、顧客とのコミュニケーションを深めています。ナリス化粧品は、高齢化社会に対応した新たな市場を開拓することで、今後の成長を目指しています。
